植樹活動支援

 1971年(昭和46年)の財団創設以来、 みどり豊かな森や街づくりを目指し、水源や河川流域、学校や公園等公共施設を対象に植樹活動を支援しています。 地方自治体、市民団体、NPO 等と連携して、また三菱UFJ銀行・三菱UFJ信託銀行・三菱UFJモルガン・スタンレー証券の支店の紹介を通じて、これまで53年間に、全国14.8千ヵ所に123万本の樹木を寄贈して来ました。

 現在、北海道「虹別コロカムイの会」、宮城県「牡蠣の森を慕う会」、栃木県「足尾に緑を育てる会」、京都市「小倉山森林再生事業」、大阪府・堺臨海部「共生の森づくり」等の活動を支援しています。

活動内容は地域・団体によって多種多様です。

~例えば虹別コロカムイの会~

北海道東部の阿寒国立公園西別岳を源流とする西別川流域でアイヌの人々から「コタンコロカムイ(村の守り神)」と呼ばれ、崇められていたシマフクロウ。その立派な風格と眼差しは、まさに神にふさわしいものを持っています。

 

 

しかしながら、農地開発のための森林伐採が進んで棲家となる大木がなくなり、河川の改修などによって餌の魚類が減ったことでシマフクロウはその数を大幅に減らしてしまっていました。こうした中、1994年に「このまま何もしないで手をこまねいていては、恵まれた虹別地域でも絶滅の恐れがある。私たちはシマフクロウの置かれている現状を憂慮し、少しでもシマフクロウが生存しやすい環境づくりのために、あらゆる努力を払う所存である。(中略)営利や名声を求めず、ただひたすらシマフクロウのために、 諸活動を行う。」という設立趣旨のもと「虹別コロカムイの会」が設立されました。

以降、100年先を見据えた植樹活動を「シマフクロウの森づくり百年事業」として、地元の別海町、標茶町や酪農家、漁業者等の協力により西別川の河畔で場所を確保し、ミズナラ、ハンノキ、シラカバなどの広葉樹を延べ8万本以上植樹し、河畔林の育成を進めてきています。

植樹活動には地域の小学生から高校生までの子どもたちも加わり、特に標茶(しべちゃ)町立虹別中学校では2004年から現在まで授業として植樹に参加しています。当財団では、1998年開催の第5回植樹祭より助成を開始し、ミズナラを始めとした苗木を累計3万本余り寄贈して参りました。一部は、獣害にもあい成長に至らなかった苗木もありますが、地域の皆さんの熱心な取り組みにより、木々は大きく育ち樹高10メートルを超える湖畔林となっている箇所もあります。

シマフクロウが巣をつくるような木は、樹齢300年を超える大木(うろのある木)ともいわれており、それまでにはまだまだ時間が必要ですが、手作りの巣を木にかけ、維持・管理もしっかり行ったところ、つがいが住み着くようになり、2021年時点で通算40羽程のヒナがかえりました。
今後もシマフクロウにとって、そして地域の方々のとって暮らしやすい環境作りに貢献できるよう長い目で応援をしていきたいと思います。

【2003年植樹祭】

                      【現在の様子】

  

 

植樹活動支援のご案内

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